【はじめに】 パピエのホ−ムペ−ジを訪問された皆様に ・・・
 今回から今までに一般のマニアの皆様からお問い合わせいただいた質問やご意見、御批判を含めて、私達の考えを明らかにする時期が来たと考えました。
 私達の志、目的は、アクアリュ−ムホビ−を一つの文化にしたい。いつまでも外国の飼育方法の模倣ではなく、この国に住む私達の手で観賞魚飼育方法の一つの手法を確立させたい。だれでも簡単に魚の飼育を楽しみ、水草の水景を楽しみ、魚達の繁殖の喜びを知ってほしいそんなふうに考えたからです。
 文化とは人間の生活様式とも規定できると考えます。多忙な一日を送り、水槽の前に佇み、一日の疲れを癒し、人工的ではあるにせよ自然に溶け込めるひとときは、確かな至福の時間なのです。観賞魚飼育は、確実に技術的に進歩しています。私達が初めて熱帯魚飼育を始めた30年以上前と比較すると飼育タンクも飼育器具も格段に進歩していますしかし、飼育器具の発達と飼育技術の発達は必ずしも比例していません。
 私達が考えるのは、模倣ではなく、海外からも模倣される飼育技術、それは、日本のアクアリストの飼育技術が世界トップレベルの評価を受けることなのです。
 科学の発達とは、ライト兄弟の複葉機からスタ−トし、現在では世界の五大陸に一度に500人の人間を運ぶ事が可能であり、ワットの蒸気機関車から始まった鉄道輸送は、現在は高速鉄道となり、一度に1000人以上の人間が大都市を移動できる時代となりました。観賞魚飼育システムが、いつまでも経験認識から語られる時代を超え、近代科学としての、生物学や細菌学、薬学などの領域から解明される時代が到来していると確信するものです。仮説から真実を証明する手法としての実験科学は、重要な役割を演じます。
 私達は、皆さんと共にこの新しい飼育技術の確立に取り組みたいと願うものです。
 ご意見、御批判をお待ち致します。
 
―アクアリュ−ム基礎講座―
1.生物濾過について

1-1.【生物濾過って何?】

1-2.【どうしてアンモニアは魚に有害なのか?】

1-3.【アンモニアは、どうして発生するのか?】

1-4.【アンモニア、その処理のメカニズム】

1-5.【硝化細菌の働きと限界】

1-6.【嫌気性細菌と好気性細菌】

1-7.【全ては水質にある!】

1-8.【B−4誕生】

1-9.【本当にそれでいいのか?】

1-10.【B−4登場】

1-11.【どうして排泄物は完全分解されるのか?】

1-12.【どうして水は透明性が高くなるのか?】

1-13.【B−4、その能力を完全に引き出すために】

1-14.【濾過材の適性】

1-15.【濾過システムと濾材に関する結論】

1-16.【B−4の適正な使用方法とは?】